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ネクタイの結び方と種類・ワイシャツの選び方・組み合わせ方

ネクタイの結び方と種類・ワイシャツの選び方・組み合わせ方



ポイント

1. ネクタイの結び方はワイシャツの襟型、えりの角度によっても違ってきます。タブカラーやピンホールの襟型のワイシャツは襟元からでるネクタイの結び目のサイズがある程度決まってしまいます。襟元のサイズに対して結び目がパンパンだと、おしゃれな感じに見えませんプレーンノットでコンパクトな結び目にしてドレッシーな演出をしましょう。また、レギュラーカラーの襟型ワイシャツもプレーンノットが好ましいです。その他のワイシャツに関してはプレーンノットからウィンザーノットまで合わせる事ができますが、最近はプレーンノットかセミウィンザーノットが多いように感じます。ビジネススタイルとは言え、年代や時代によりスーツやワイシャツのシルエット・襟型・襟巾は変わってきますのでバランスを確認しながらあわせていきましょう。



2. ネクタイの幅はスーツの襟巾に合わせた方がバランス良いです。同じスーツでも実は上着の襟巾は異なります。襟巾は6㎝~10㎝くらいまであります。ここ最近では細見のシルエットからゆったりしたシルエットが増え、襟巾は7.5cm~8.5cmくらいが主流かと思います。スーツデザインに合わせてネクタイ作られていますので、同じショップで購入するには問題ありませんが、スーツとネクタイ購入するお店が違う場合は、デザインコンセプトが異なる場合もありますので注意しましょう。



3. ネクタイの結ぶときに、結び目の下にディンプル(くぼみ)を作ります。ディンプルがあるかないかでお洒落な印象も異なります。学生時代のネクタイとは異なり、基本的にビジネスシーンではディンプルを意識してネクタイを結んでいきましょう。ただし、ファッションコーディネートとして、またはマナーとしてディンプルを作らない方が良い場合もあります。お葬式に参列する場合はドレス感、お洒落は最低限にしまうので、ノーディンプルでネクタイを結びます。また今まで傾向として細身のスタイルや襟型がコンパクトのファッションではノーディンプルで合わせることがあります。



■プレーンノット(結び・ノット:小)

簡単で基本的な結びとされ、一重結びでノットが小さいことからレギュラーカラー、タブカラー、ピンホールカラーなど襟開きの狭いデザインに合わせます。また生地にボリュームのあるウール素材等はワイドカラーとの組み合わせもバランスがとれます。

プレーンノットのネクタイの結び方に合わせるワイシャツの襟型(タブカラー・レギュラーカラー・ピンホールカラー)

■セミウインザーノット(結び・ノット:中)

結び目のノットがプレーンノットとウインザーノットの中間大きさで、セミワイドカラー、ボタンダウンカラー中心に、適度なノットサイズで幅広いデザインとの相性が良いです。

セミウィンザーノットのネクタイの結び方に合わせるワイシャツの襟型(ボタンダウン・ワイドカラー・クレリックカラー)

■ウインザーノット(結び・ノット:大)

結び目のノットが大きく表現されることからワイドカラー、ホリゾンタルワイドカラー、カッタウエイなど、襟開きの広いデザインシャツに合わせます。

ウィンザーノットのネクタイの結び方に合わせるワイシャツの襟型(ワイドカラー・ホリゾンタルワイドカラー・カッタウェイカラー)

記事の企画 スーツセレクトオンライショップ
中濱 和智
2001年より「SUIT SELECT21」「SUIT SELECT」店長
2009年より「SUIT SELECT ONLINE SHOP」担当
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