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リクルートスーツに合わせるべき靴とは?

メンズリクルートスーツ用の靴の全て

リクルートスーツ用の靴について、選び方の基本、デザイン、皮の素材、ソールの種類、色、サイズの選び方、試し履きのポイント、靴紐の通し方・結び方、購入方法と価格帯、メンテナンス、保存方法等をご紹介します。

リクルートスーツ用の靴の選び方の基本

リクルートスーツの靴は、面接官が注目する身だしなみのポイント。
就活に最適な靴のデザインを選んで、しっかりとメンテナンスすることが重要です。
また、正しいサイズの靴を選ばないと、足に疲労がたまりやすく、見た目も良くありません。

そこで、今回はリクルートスーツに最適なシューズの選び方を解説します。

  • デザインはストレートチップの紐靴
  • 素材は天然皮革
  • ソールはラバーソールorレザーソール
  • 色は皮・ソール・ステッチなどすべて黒
  • 試し履きが重要
  • 靴紐の通し方・結び方は、見た目が美しく、解けない方法で
  • 長く愛用するにはメンテナンスが必要
  • 保存方法を工夫して靴が長持ちする

リクルートスーツ用の靴のデザインと選び方

ビジネスシューズにはさまざまな種類、デザインがあります。
トゥの形状、紐や金具、素材の色など、いくつものデザインがあり、どのシューズが就活に最適なのか迷ってしまいますね。
まずは、リクルートスーツ用シューズのデザイン種類と、選び方について解説します。

リクルートスーツ用の靴の種類:つま先と甲のデザイン

革靴にはストレートチップやプレーントゥ、Uチップ、ウィングチップなどのデザインがあり、どのタイプが面接時に最適なのか悩んでしまいますね。
ここでは、リクルートスーツ用の靴におすすめのデザインをご紹介します。

就活時におすすめのデザイン

ストレートチップ

黒の革靴ストレートチップ

ストレートチップが就活時に最適
リクルートスーツ用の靴のデザインで、まずおすすめしたいのがストレートチップです。ストレートチップはつま先の甲に縫い目のラインがあるデザインで、最もフォーマルな革靴です。就活から冠婚葬祭まで、あらゆるシーンに対応できる靴なので、1足持っていると重宝します。

ストレートチップの靴はこちら

プレーントゥ

黒の革靴プレーントゥ

プレーントゥ
プレーントゥは、つま先や甲の部分にステッチがない、シンプルなデザインの靴です。ストレートチップよりもカジュアルなデザインですが、就活時にも対応できます。プレーントゥは甲の部分にステッチがない分、皺が寄りやすいため、こまめなメンテナンスが必要です。 プレーントゥの中には、メダリオン(小さな穴の模様)で装飾されたデザインもありますが、就活には不向きです。

プレーントゥの靴はこちら

Uチップ

黒の革靴Uチップ

Uチップ
Uチップは、つま先の付け根あたりにU字型のステッチ(縫い目)が入っているデザインです。ファッション性が高いため、柔軟な業界の面接におすすめです。

就活時に不向きなデザイン
以下のタイプはカジュアルなデザインなので、就活時には不向きです。

ウイングチップ

黒の革靴ウィングチップ

ウイングチップは、つま先にW型の縫い目があるデザインです。エレガントでおしゃれな雰囲気を演出しますが、就活時は避けましょう。

スワールトゥ(スワロートゥ)
スワールトゥ(スワロートゥ)は、つま先まで2つのステッチが施されたデザインです。とてもファッショナブルなデザインですが、フォーマルなビジネスシーンには不向きです。

リクルートスーツ用の靴の種類:紐と金具

革靴には紐で結ぶタイプ、紐がないタイプ、金具が付いているタイプの革靴があります。どのタイプの革靴がリクルートスーツ用に最適なのか解説します。

リクルートスーツには紐靴(レースアップ)が最適

就活時には、紐で結ぶタイプの革靴(レースアップ)が最適です。
紐靴の中でも、結び目が中心にあるデザインと、中心よりも外側に結び目がくるデザインがあります。就活時には、結び目が中心にくる紐靴を選びましょう。

また、紐を通す「羽根」と呼ばれる部分は、「内羽根」と「外羽根」の二種類のデザインがあります。
「内羽根」とは羽根が甲の内側に入っているデザイン、「外羽根」は羽根が靴の外側に出ているデザインです。

このうち「内羽根」のほうが「外羽根」よりも見た目がすっきりしていて、フォーマルなデザインですので、就活時には内羽根の紐靴をおすすめします。

リクルートスーツ用の紐靴一覧はこちら

金具が付いている革靴は避けるべき?

紐の代わりにバックルを用いたモンクストラップや、ダブルモンクストラップという革靴もあります。どちらも、紐靴よりカジュアルなデザインなので、就活時には不向きです。

紐がない革靴はNG

革靴の中には、スリッポン(スリップオン)やローファー、モカシン、ブーツなど、紐がないデザインも多くありますが、どの種類もカジュアルなデザインなので、就活時は避けましょう。

リクルートスーツ用の靴の種類:皮の素材

革靴の素材には、牛革などの天然皮革や合成皮革、スエード、エナメルなどいくつか種類があります。

リクルートスーツには天然皮革
リクルートスーツ用のシューズには、牛革などの天然皮革が定番です。天然皮革は、クリームやブラシで磨くと美しいツヤ・光沢が出ることが特徴です。しっかりとメンテナンスすることで、長く愛用できます。

合成皮革はOK?
天然皮革によく似た素材に合成皮革があります。人工的に作られた素材で、合皮、フェイクレザーなどとも呼ばれます。天然皮革に比べ価格が安く、軽量で防水性に優れるというメリットがありますが、磨いても天然皮革のようなツヤ・光沢は出ません。そのため、安っぽい印象を与えてしまう事も。
また天然皮革に比べると通気性が悪く、夏場はむれてしまう事もあります。

就活やビジネスシーンでは、合成皮革ではなく、本格的な天然皮革素材の革靴を選ぶことをおすすめします。

スエード、エナメルはNG

スエードやエナメルの素材をつかったシューズはファッション性が強いので、就活時には不向きです。

リクルートスーツ用の靴の種類:ソール

革靴のソールには、レザーソール(革底)とラバーソール(ゴム底)の2種類あります。

ラバーソール(ゴム底)

ラバーソール


長時間歩き回ることが多い就活時には、ラバーソールが最適です。ラバーソールは、軽量で柔らかく、クッション性に優れ、雨などで地面が濡れていても滑りにくいのが特徴です。
ただし、ラバーソールの中には、エアーが見えるタイプや、スニーカーのように凹凸が大きい形状など、歩きやすさを重視したデザインもあります。就活時にはできるだけシンプルなデザインのラバーソールを選びましょう。

就活時に便利なラバーソールですが、柔らかいため次第に踵が擦り減ってきます。踵の擦り減りが目立つ前に、靴のリペア・修理屋に相談してみましょう。通常、数十分ほどで踵のラバーを交換でき、綺麗な見た目がよみがえります。

レザーソール(革底)

レザーソール

革素材のソールは高級感があり、通気性も優れます。ただし、レザーソールは溝がない平らな形状なので、雨や雪の日には滑りやすく注意が必要です。
靴屋さんでは、レザーソールにラバーを張り付けることができるサービスもあります。ラバーを貼ることで滑りずらくなり、また耐久性向上するため、気になる方は利用してみてください。

長時間歩く時や、雨などで地面が濡れている場合は、機能的なラバーソール。
最終面接など大事な場面の時は、高級感のあるレザーソール。
シーンによって使い分けてみてはいかがでしょうか。

リクルートスーツ用の靴の種類:色

就活時には黒色の靴が最適です。黒のシューズは、就活からフォーマル、冠婚葬祭まで、あらゆるシーンに対応できます。黒い靴の中には、白いステッチをあしらったものや、ソールが茶色のデザインなどありますが、黒い色のみの靴を選びましょう。

茶色の靴は、見た目が派手な印象を与え、就活時にはかなり目立つでしょう。アパレルなど一部の業界を除き、茶色の靴を避けるほうが無難です。

リクルートスーツ用の黒色の革靴一覧はこちら

リクルートスーツ用の靴のおすすめデザインまとめ

  • つま先・甲のデザインはストレートチップ
  • 羽根のデザインは内羽根
  • 結び目が中心にくる紐靴
  • 素材は天然皮革
  • ソールはラバーソールorレザーソール
  • 革、ステッチ、ソールの色は

リクルートスーツ用の靴サイズの選び方

靴を選ぶときには、サイズ選びも重要です。サイズが合わない靴を履いていると、足に疲労がたまりやすくなり、靴擦れの原因になります。そこで、サイズの選び方や、履き心地をチェックする際のポイントを解説します。試し履きの時の参考にしてくださいね。

足長(長さ)サイズ(cm)の選び方

スニーカーと革靴ではサイズ感が異なるため、まずは足のサイズを採寸して、足長(足の長さ)(cm)を確認しましょう。足のサイズを把握したあとは、試し履きで履き心地を確かめてください。足長サイズが同じでも、ブランドやデザインによりフィット感が変化しますので、実際に履き心地でチェックするのが大切です。

幅サイズ(E)の選び方

靴のサイズを選ぶ時に、もう一つの重要なのがワイズ(足囲)です。ワイズは、足の小指と親指の付け根を通って一周した長さにより、幅の広い順から4E、3E、EE、E、Dまで5サイズあります。ワイズによって履き心地が大きく変わりますので、試し履きで確認してみましょう。

試し履きのポイント

先ほど説明したとおり、ブランドやデザイン、ワイズによって履き心地が変化します。そのため、靴を購入する際は、必ず試し履きをしましょう。試し履きをする時にもチェックすべきポイントがあります。

  • 夕方がおすすめ
    試し履きのタイミングは、夕方がおすすめです。夕方は足がむくみやすいので、午前中にぴったりなサイズの靴を選んでしまうと、夕方には窮屈に感じることがあります。
  • スーツ用の靴下で
    試し履きする時には、スーツ用の靴下で履き心地を確認するのがポイント。スーツ用の靴下は、普段履いている靴下と厚さが異なることもあります。あらかじめスーツ用の靴下を持参するか、スタッフに試し履き用の靴下を貸してもらえるよう相談してみましょう。
  • 必ず両足で
    足は左右でサイズが異なります。そのため、試し履きのときには両足で履き心地を確かめましょう。
  • フィット感
    試し履きした時に、横幅が狭く足の小指がきつくないか、広すぎないかチェックしてみてください。サイズが合わないと痛みや靴擦れの原因になります。

また、踵側に人差し指が入るほど隙間があると、サイズが大き過ぎるので、小さい足長サイズに交換しましょう。
試し履きの最後に少し歩いて、実際の履き心地も確かめてみてください。フィット感や適切なサイズがわからない場合は、スタッフに相談してみましょう。

リクルートスーツ用の靴の購入方法と価格帯

リクルートスーツ用の靴は、さまざまな店舗やネット通販で購入でき、価格帯もさまざま。そこで、ショップやネット通販で購入する時のポイントと価格帯について解説します。

店舗で購入する場合

リクルートスーツ用の革靴は、スーツショップやデパート、ブランド直営店、量販店などで購入できます。

  • スーツショップ
    スーツショップでは、1~2万円の価格帯で、デザインに優れ、素材や製法などの品質が高い革靴を購入できます。就活用シューズの他にも、スーツ・ワイシャツ・ネクタイ・カバンなどのアイテムがすべてそろっているため、トータルコーディネートを確認しながら選ぶことができるのもメリットです。
  • デパート
    デパートの紳士靴売場では、3万円以上の価格帯の革靴が多く並んでいます。革の品質や、製法にこだわったブランドシューズが多く売られており、長く愛用できるのが特徴です。予算に余裕があれば検討してみましょう。
  • ブランド直営店 
    ブランド直営店では、2万円以上の価格帯の靴が多く売られています。靴の種類は多くありませんが、専門的な知識をもったスタッフに相談でき、アフターサポートも充実しています。
  • 量販店
    量販店は、靴の種類が豊富で、1万円以下の安いシューズから選べるのが特徴です。ただし、安い革靴は合成皮革を使ったシューズが多く、本革と比べると見た目や耐久性は劣ります。

ネット通販で購入する場合

ネット通販のメリットは、数多くのブランド・デザイン・価格帯から選べること。一方、試し履きできないデメリットも。就活時は歩き回ることが多く、サイズに合わない靴では靴擦れや足の疲れなどの問題が起こります。また、返品やサイズ交換が可能な場合もありますが、返送に手間や時間がかかり、追加の送料が発生することもあり、注意が必要です。

リクルートスーツ用の靴紐の通し方と結び方

リクルートスーツ用の紐靴は正しく紐を通さないと、解けやすく、見た目が整いません。そこで、ほどけにくく、見た目がきれいな靴紐の通し方、結び方をご紹介します。靴紐の通し方・結び方は一度覚えると、長く役立ちますので、ぜひマスターしてみてくださいね。

靴紐の通し方はシングルがおすすめ

靴紐の通し方にはいくつか種類がありますが、就活時におすすめなのが「シングル」という紐の通し方です。「シングル」は内羽根の中の紐が目立たず、すっきりと整った印象を与えるので、フォーマルやドレスアップの靴に最適です。では手順を一つずつ解説します。

靴紐の通し方 シングル
靴紐の通し方 シングル

※注釈:リーガル靴紐の通し方と結び方の図より。

靴紐の結び方は、結び目が美しく、解けない「ベルルッティ結び」がおすすめ。

先ほど解説した「シングル」という靴紐の通し方は、締めやすいですが、緩みやすいのも特徴です。一般的なちょうちょう結びでは、靴紐が緩みやすく、解けてしまうこともあります。そこで、緩まず、解けない「ベルルッティ結び」という結び方を紹介します。「ベルルッティ結び」は結び目の見た目が美しく、解けにくいので、ぜひ覚えておきましょう。

※注釈:(参考:https://www.youtube.com/watch?v=Z9AD7f3SfdU

店頭で靴を購入するときに、靴紐の通し方、結び方をスタッフに直接相談してみるのもおすすめです。

リクルートスーツ用の紐靴一覧はこちら

リクルートスーツ用の靴のお手入れ方法

革靴はメンテナンスが重要

天然皮革の革靴は、こまめに手入れをすることで、末長く愛用できます。就活中は歩き回る事が多いため汚れやすく、しっかりお手入れをしないとすぐに傷んでしまいます。革靴の美しい光沢を保ちに、長く愛用するためのお手入れ方法を解説します。

  • 靴の表面に付着している汚れ・ホコリを、柔らかいブラシで落とす。
    ステッチや皺などの汚れがたまりやすい場所も、入念にブラッシングする。
  • クリーナー(汚れ落とし用クリーム)を柔らかい布に少量付け、靴全体に薄く塗り伸ばす。
    クリーナーを直接靴に塗ると、シミの元となるため注意。
  • 先ほどとは別の柔らかい布で靴を乾拭きして、汚れを落とす。
  • 革靴の色にあったシュークリーム(革靴用の栄養クリーム)を塗る。
  • きれいな柔らかい布で、余分なシュークリームを落としたあと、軽く磨く。
    ツヤが出て、光沢がよみがえります。
  • 防水スプレーをかけて、汚れを落としやすくします。その後、自然乾燥。

革靴は2足以上準備するのがベスト

就活中は長時間歩き回ることが多いため、革靴が汗などの湿気を多く吸収します。毎日同じ革靴を履いていると、靴の中の湿気が抜けず、革が傷みやすくなります。また、雑菌も繁殖しやすくなるので、臭いの原因にもなります。
そのため、革靴は二足以上用意して、ローテーションで履くようにしましょう。

リクルートスーツ用の靴の保存方法

リクルートスーツ用の靴は適切に保存することで、長く愛用できます。革靴を長持ちさせるための保存方法をチェックしましょう。

除湿・乾燥

革は汗や雨などの湿気を吸収する特徴があります。湿気を吸収したままの状態では、革が傷みやすくなるため、しっかりと除湿・乾燥させることが重要です。丸めた新聞紙を靴の中に入れ、紙の一部を外に出しておくと、靴の中に湿気がこもらず効果的に除湿ができます。

また、取り外しができるカップインソールを活用するのもおすすめです。カップインソールは、「中敷き」や「インナーソール」とも呼ばれ、通気性を高めるものや、吸湿性のある素材のものもあります。カップインソールを使うことで、革が湿気を吸収するのを抑え、さらに歩行時の衝撃を吸収して疲れを軽減します。

シューキーパー

シューキーパー

靴を保存するときにはシューキーパーを活用しましょう。シューキーパーを靴に入れて保存することで、皺が伸び、型崩れを防ぎます。 木製のシューキーパーは、汗や雨などで靴が吸収した湿気を吸いとる効果もあります。

いかがでしたでしょうか?
「リクルートスーツに合わせるべき靴とは?」と題して、メンズリクルートスーツに合わせる靴について解説させて頂きました。
皆さんの、就職活動における靴選びに、少しでも、参考になれば幸いです。
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※画像はイメージです。最新の商品はスーツセレクト公式通販サイトをご覧ください。