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【結婚式】ダブルのスーツをオシャレに着こなす7つの方法

結婚式にゲストとして出席。
着こなしには注意が必要です。
結婚式はフォーマルな場であり、着こなしにはマナー・ルールがあります。

結婚式にゲストが着るスーツにおいて、最もポピュラーなのは略礼装であるブラックスーツ(ダークスーツ)ではないでしょうか。
着こなしはスーツと共色やグレーのベスト、白シャツ、シルバーや白のネクタイ、そして白のポケットチーフ。
ベーシックながら普遍的な結婚式におけるゲストスタイルです。

デザインは20代~40代の方はシングル、50代以上の方はダブルをイメージされる方が多い思います。

今回ご紹介させていただくのは、結婚式でゲストが着るダブルのスーツです。
ダブルのスーツの方がフォーマルだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はダブルでもシングルでも格式自体に変わりはありません。
結婚式において比較的年代の上の方が、ダブルのスーツを着用することが多く、そういったことからダブルのほうがフォーマルなデザインと認識されているのかもしれません。

ダブルのスーツは、年配の方が冠婚葬祭で着るというイメージを持たれる方も少なくないと思います。
「おじさんっぽいからダブルは・・・」
そんな声も聞こえてきます。

確かに10年以上前は、肩パットのきっちり入った、ウエストシェイプもほとんどない重厚感の強いダブルのスーツが多く、そんなイメージがもたれたのだと思います。

しかし現在流行しているダブルは、10年前とは大きく異なります。
ファッショナブルなダブルのスーツが増えてきており、おしゃれに敏感な人達からも人気が上がってきています。
実際に探されている方も年々増えています。

前置きが長くなってしまいましたが、今回はダブルのスーツをオシャレに着こなす7つの方法を、紹介をさせていただきます。

格式も高く貫禄のあるエレガントなダブルのスーツの着こなしを、お楽しみいただけたらと思います。

目次

その1  ジャストフィットシルエットを選ぶ

その2 着丈はヒップトップやや下が上品に見える

その3 襟型はピークドラペルでドレッシーな印象に

その4 6つ釦2つ掛けが最もドレッシー

その5 パンツは股上やや深め!タック入りがオススメ

その6 シャツは襟幅狭め、ネクタイはナロータイ・小柄がオススメ

その7  ボウタイを活用

番外編  ダブルベストについて

まとめ

その1 ジャストフィットシルエットを選ぶ

ダブルのスーツは一般的なシングルスーツと比較すると、難易度が高く手がだしにくいという印象を持つ方も多いでしょう。
しかし冒頭でもお伝えさせていただいたように、現在のダブルのスーツは、スタイリッシュでモダンに着こなすことが出来るおしゃれなスーツが多く、従来のような肩パットがしっかりと入り、ウエスト絞りのほとんどない、いわゆるボックスシルエットとは見た目が大きく異なっています。

体型に合わせてジャストフィットサイズで着ていただくことで、今風のダブルスーツのおしゃれを楽しめます。

では実際ジャストフィットとは具体的にどういうことなのか、またどれぐらいのことを指すのかをご説明させていただきます。

ウエスト周りのほどよい絞り

シルエットをスマートかつ、スタイリッシュに見せる特徴としてはジャケットのウエスト周りがポイントになります。
従来のダブルのスーツはウエストのシェープ(絞り)が弱く、フラットなボックス型が特徴的でした。

元々ダブルのスーツは、フロックコートのジャケットが元になったといわれています。
フロックコートは最も格式が高く、主に新郎や両家の父親、主賓の方が着用する正礼装です。
フロックコートのジャケットは本来ダブルであり、重厚感があり、男性らしく威厳を感じさせるデザイン、シルエットでした。
その流れが以前のダブルのスーツにはあります。
※フロックコートは昼間の結婚式の第一礼装(正礼装)でしたが、今ではモーニングコートに取って代わられています。

しかし現在のスーツのトレンドは、「スタイリッシュ」です。
従来のダブルとは異なり、おしゃれで格好良くダブルのスーツを着こなすには、引き締まるウエストのシェープがスタイリッシュに見えるシルエット選びには、こだわるべきでしょう。
勿論シルエットが変わったからといって、格式の高さは変わりませんのでご安心ください。
※ウエストの絞りがききすぎた、細すぎるデザインには注意しましょう。
フォーマルではなく、カジュアルな印象になってしまいます。

アンコンストラクテッドによる肩回りのフィット感

アンコンストラクテッド(unconstructed)は※以降アンコン
いわゆる肩パッドや芯地、裏地などの副資材を省いた、身体に良くなじむ仕様のジャケットのことをさします。
アンコンストラクテッドとは日本語で「非構築的な」という意味です。

ダブルのスーツは元々肩パッドがしっかり入った、テーラード型のかっちりした印象のつくりが基本となっていました。
しかしながら現在のスーツにおいてはシングル、ダブルとわず、アンコン仕様のジャケットに注目が集まっております。

結婚式スーツにおけるゲストスタイルにおいても、この傾向にあるため、おすすめの仕様といえます。

カジュアルなシルエットと思われる方もいらっしゃると思いますが、肩回りが体にフィットして見えることで、スタイリッシュさが増して見えます。

またインナーにおいて「きちんと感」「品格」「華やかさ」を見せることで、カジュアルな雰囲気を払拭できます。
レギュラーカラーの白シャツに、シルバーの光沢のあるソリッドタイをして、「きちんと感」「品格」「華やかさ」を演出してみましょう。

ネクタイピンをつけると胸元にボリュームがでて、Vゾーンからも男性らしい貫禄を演出することができます。

アンコン仕様のスーツは、いかり肩の方や、スポーツなどで肩回りが発達している方にもおすすめです。
アンコンにすることで肩回りがフィットするため、従来のスーツでは肩が合わなかった方にも楽しんでいただけると思います。

その2 着丈はヒップトップやや下が上品に見える

次に注目すべきは着丈の長さです。
昨今の着丈の長さは短めの傾向にあります。
しかしながら結婚式においては、スタイリッシュに見えるからといって短すぎる着丈はNGになります。

ヒップの一番高い位置であるヒップトップより短いと、カジュアル感が強くなるとともに、ヒップが完全に見えてしまうことで上品さに欠ける印象になります。
また反対に着丈が長すぎるのも、着せられている感じや、今の時流ともあっていないため、おすすめできません。

ベストな着丈の長さは、ヒップトップのやや下です。(ヒップの3分の2に掛かる程度)
この長さであればスタイリッシュさを残しつつ、ダブルの大人の上品さ演出できます。

ダブルのスーツは、シングルスーツと比べるとデザイン性が強く、印象に残りやすいデザインです。
着丈の長さにもこだわっていきましょう。

その3 襟型はピークドラペルでドレッシーな印象に

続いて襟のデザインです。
結婚式におけるスーツのジャケットの代表的な襟型デザインには以下の4つがあげられます。

① ノッチドラペル
普通襟とも呼ばれ、最も多く見られる襟型です。
特にシングルのスーツに多く見られるデザインです。
ひし形の形をしており、上襟と下襟の縫い合わせであるゴージラインから 下襟の角の部分(剣先)にかけてまっすぐと直線上になっています。
「ノッチ」とはVの字型の切込みを意味します。

②フィッシュマウス
フィッシュマウスはゴージラインを境に上襟と下襟の空間が、魚の口の形のようにデザインされた襟型をさします。
ノッチドラペルと比較的近いデザインですが、下襟に角度を入れることで胸元の視点を下げ、コンパクトでスリムに見せる視覚効果があります。

③ショールカラー(ヘチマ襟)
上襟と下襟が繋がっており(ゴージラインがない)、へちま状に細長く折り返って曲線的につくられたデザインが特徴の襟型です。
タキシードによく見られる襟型です。
首にショールをかけたような襟になっていることから、ショールカラーと呼ばれます。
別名「へちま襟」とも呼ばれます。

④ピークドラペル
ピークドラペルは下襟の剣先が尖っているデザインのことです。
元々燕尾服由来のデザインであり、タキシードなどにも採用されるなど、フォーマルなデザインであるといえます。
ノッチドラペルやフィッシュマウスよりもドレッシーな印象になります。
「ピークド」とは尖ったという意味で、別名「剣襟(けんえり)」とも呼ばれます。

上記の4つの襟型の中で、より華やかで、フォーマルな襟型は「ショールカラー」と「ピークドラペル」です。
ショールカラーは一般的にはタキシード用の襟型になるため、ダブルのスーツにおいては、ピークドラペルが最も結婚式に相応しいといえます。
モーニングコートやディレクターズスーツにも見られるデザインであることから、フォーマルな雰囲気は申し分なく、また普段のスーツとの差別化がはかれます。
見慣れない、派手過ぎると感じられる方は、剣先の尖りをやや抑えたセミピークドラペルから始めてみてもいかがでしょうか。

その4 6つ釦2つ掛けが最もドレッシー

続いてダブルのジャケットのボタンについてご説明させていただきます。
まずボタンの留め方についてのルールから。
男性が着用するシングルスーツのジャケットのボタンの留め方には「一番下のボタンは留めない」というアンボタンのルールがあります。
これは結婚式のみならず、ビジネスシーンなども含め、全てのスーツを着用するシーンにおいて、基本的なマナーとなっているので理解しておきましょう。

ボタンの留め方について更に詳しく知りたい方はこちらの「結婚式に出席!スーツのボタンはいくつ止めるのが正解?」を合わせてご覧になってみてください。

 

今回のテーマはダブルのスーツです。
シングルのスーツとは異なり、基本的には1番下のボタンも留めて着用します。

ダブルのジャケットには「4つボタン」と「6つボタン」がありますが、よりフォーマルな雰囲気の「6つボタン」がおすすめです。

ダブルのジャケットは、ボタンの留める数で着こなしの印象が変わってきます。

①「6つボタン1つ掛け」
ボタンを1つ掛けにするとウエストラインの強調に繋がり引き締まる印象を与えることが出来ます。
昨今のダブルのスーツは細身のモデルも多い為、スタイリッシュに着こなしたい方は6ボタン1つ掛けのスタイルもおすすめです。
しかしながら少し砕けた印象を与えてしまう恐れもあるため、結婚式では注意が必要です。

②「6つボタン2つ掛け」
結婚式ではこちらのスタイルが好ましいです。
結婚式という場に合わせ、きちんとした礼装として着用する場合は、しっかりとボタンを2つ留めましょう。
特に格式の高い式場や、祝辞などの役割を仰せつかった際の結婚式においては、ルール通りボタンを留めて出席しましょう。
それが社会人として、大人としてのマナーです。

その5 パンツは股上やや深め!タック入りがオススメ!

ダブルのスーツというと、どうしても特徴的なデザインであるジャケットに目がいきがちです。
しかしながらダブルのスーツをフォーマルかつおしゃれに着こなすには、パンツのデザイン、シルエット選びも重要になってきます。
コーディネートアイテムであるワイシャツとネクタイに相性があるように、ダブルのジャケットにも相性の良いパンツがあります。

クラシカルなデザインであるダブルのスーツに相性が良いのは「やや股上深めのタック入りのパンツ」です。

※タックとはパンツの前身頃にあるヒダのことです。
タックが1本入っているものをワンタック、2本入っているものをツータックといいます。
ちなみにタックがないものノータックといいます。

元々ダブルのジャケットはクラッシックなデザインであり、大人の貫禄が表現できます。
それに合わせパンツは股上深め、タック入りのデザインを合わせることで、ジャケットとの雰囲気にマッチします。

タック入りのパンツを合わせる場合、もう一工夫すると、よりおしゃれに着こなすことができます。
それは「ブレイシーズ」を使うことです。
ブレイシーズとはサスペンダーのことで、ベルトの代わりにつけます。

サスペンダー

モーニングコート、タキシードなどの格式の高い礼装においては、ベルトループがないため、ベルトではなくブレイシーズの着用が基本になります。
そのことからブレイシーズは、フォーマルシーンでの服装に相応しいアイテムだということが、お分かりいただけるかと思います。

ブレイシーズは見せるものではないため、合わせてベストの着用をおすすめします。
ベルトの時と違い、ベストを着ても腰回りをスッキリみせることができます。

またパンツの長さ調節もできるため、機能的な便利なアイテムであるともいえます。

ノータックのパンツはローウエストで穿くパンツであり、ジャケットとパンツのバランスが崩れてしまう為、せっかくダブルのスーツを着るのであれば、クラシカルなダブルにマッチした、やや股上深めのタック入りのパンツで合わせるのがおすすめです。

その6 シャツは襟幅狭め、ネクタイはナロータイ・小柄がオススメ

続いては結婚式のダブルのスーツに合わせる、インナーコーディネートアイテムである、シャツ、ネクタイについてご紹介させていただきます。

おすすめのシャツは
「襟の開きが狭いシャツ」
→レギュラーカラーシャツ・ロングポイントシャツ・ショートポイントカラーシャツ・タブカラーシャツ・ピンホールカラーシャツetc

おすすめのネクタイは
「ナロータイ」

「小柄」

なぜならば、ダブルのジャケットはVゾーンが浅い為、コンパクトにまとめた方がスッキリした印象を与えることができるからです。

シングルのスーツにおいては、ジャケットのラペル(衿)の幅と同幅のネクタイで合わせることがセオリーといわれていますが、それはシングルのスーツはフロントの釦位置が低くVゾーンが深めになっていることに起因します。

ダブルのジャケットはVゾーンが浅い為、胸元が圧迫されて見えないように細身のナロータイで合わせることをおすすめします。
そして小紋柄を中心とした小柄を合わせてみてください。
小紋柄はその柄自体がクラシックであり、格調高く、安定感のある柄です。
基本的にネクタイの柄は柄が小さいほど、フォーマルでありドレッシーであるいえます。

ダブルのスーツはシングルのスーツと比較すると、派手で、目立つスーツであるデザインの為、結婚式でドレッシーな装いをするなら、シャツやネクタイは控えめにしてバランスを取るのがポイントです。

特に若い方が結婚式でダブルのスーツを着用する場合、組み合わせを失敗するとやり過ぎな印象をもたれてしまうこともあるため、シャツ、ネクタイの合わせかたには気を配りましょう。

その7 ボウタイを活用

ダブルブレストのスーツを結婚式で着る場合、通常のネクタイの他にもボウタイ(蝶ネクタイ)をコーディネートで合わせて、パーティールックに着こなしてみるのも華やかさを演出できるため、おすすめです。

招待されたゲストは、式の盛り上げ役の役割も担うので、式を華やかなものにするためにも、ボウタイは最適です。

午前中から昼間の結婚式であれば、光沢のあるサテン地のシルバーカラーのボウタイをワンポイントで合わせるとお祝い感アップします。
またPM6:00以降のアフター6の結婚式であれば、同じくサテン地の黒のボウタイを選ぶと、シックでありながら、華やかな着こなしを楽しめます。

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ボウタイのメリット

では通常のネクタイと、ボウタイでは見えかたにどう差がでるのでしょうか?
少し見ていきましょう。
まず、ネクタイを合わせたベーシックなスタイルは、最もポピュラーであり、きちんとした印象になります。
様々なシーンで使われる為、見慣れていることもあり、つけることへの抵抗がありません。
無難に着こなすなら、通常のネクタイを選びましょう。

ボウタイはというと普段着用しないアイテムのため、つけることで特別な装いのイメージを演出できます。
わかりやすく「お祝い事」ということが訴求できます。

また、ダブルのスーツは格式が高く、その重厚さから、少し重い印象をもたれやすいのですが、ボウタイを着用する事によって、柔らかさと可愛らしさが加わり、重たいイメージを中和してくれるという効果もあります。

初めてのボウタイはピアネスタイがオススメ

ボウタイは蝶ネクタイと呼ばれているように、蝶々結びで絞めるネクタイです。しかし実際に結んで見ると、中々難しく練習が必要です。
結ぶ機会も多くない為、容易ではないと思われます。
綺麗に結べればいいのですが、雑な結び方だとだらしない印象を与えてしまうので、ボウタイを付けたいという方にはピアネスタイがおすすめです。

ピアネスタイ = 元々形作られていてスナップで留めるネクタイのことです。

ピアネスタイ

このピアネスタイであれば長さを調整するだけなので見た目も綺麗で、気軽につけることができます。

ボウタイの中でも、気軽に、簡単にお洒落を楽しめる、ピアネスタイをおすすめします。

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番外編 ダブルベスト

ダブルベスト

ここまで、結婚式でダブルのスーツをオシャレに着こなす7つの方法を紹介してきました。

しかしながらデザイン的にも特徴のあるダブルのスーツは、
「着てみたいけど手がだしずらい・・・」
と思われる方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめなのが、ダブルはダブルでもダブルベストです。

ベストはジャケットとシャツの間に着用するアイテムのため、ダブルのスーツ程存在感は表にでないため、取り入れやすいといえます。
また重ね着となるレイヤードスタイルになるため、スリーピーススーツと同様にフォーマリッシュな着こなしが楽しめます。
ダブルのスーツに抵抗がある方は、ダブルベストにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

ダブルのスーツはシングルのスーツと比較すると、デザインに特徴があり派手にうつります。
また普段シングルのスーツを着用している方からすると、ハードルが高く感じることもあると思います。

しかしながら格式の高さ自体はシングルのスーツと変わらないですし、普段仕事でシングルのスーツを着用している方であれば、いつもとは違う着こなしを楽しむことができます。
トレンドの側面からも、着用することで他の参列者と差をつけることができるためおすすめです。

結婚式でダブルのスーツを着用する際のポイントをまとめると

ジャストフィットシルエットを選ぶ
着丈はヒップトップやや下が上品に見える
襟型はピークドラペルでドレッシーな印象に
6つ釦2つ掛けが最もドレッシー
パンツは股上やや深め!タック入りがオススメ
シャツは襟幅狭め、ネクタイはナロータイ・小柄がオススメ
ボウタイを活用

上記の7点を参考に、結婚式におけるダブルのスーツの着こなしを楽しんでいただけたらと思います。
興味が湧いた方は是非次回の結婚式に取り入れてみてくださいね!

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